普通の炊飯器で玄米の発芽、熟成はできる?できない?

普通の炊飯器で玄米の発芽、発酵はできる?玄米の炊飯器

ゆめ
玄米の発芽・熟成は普通の炊飯器でも可能ですか?今ある炊飯器で熟成玄米を食べられれば嬉しいんですけど…
ひかり
不可能ではないけど凄く面倒です、特に熟成は温度管理が難しいですよ

 

普通の炊飯器は「炊く」「保温する」

一般的な炊飯器のターゲットは玄米ではなく白米です。

当然、メインの機能は「白米を炊く」「白米を保温する」になります。

(ちなみに高級な炊飯器だと圧力を利用した様々な料理ができますよ)

 

基本的には白米に対する家電なので、玄米を炊くことはメインではありません。

玄米を発芽させる」「玄米を熟成させる」という機能も付いていません。

 

最近は玄米が見直されている影響もあって、「玄米モード」がついている炊飯器が増えました。

ただしこの機能は玄米を高火力で炊くもので、発芽や熟成には関係ありません。

熟成玄米を普通の炊飯器で作る方法

私は以前、普通の炊飯器で熟成玄米を作っていました。

その方法はこちらです。

【熟成玄米の作り方1】玄米を発芽させる
熟成玄米(別名:寝かせ玄米、酵素玄米)を作るには3つのステップがあります。 まずは「玄米を発芽させる」について説明します。
【熟成玄米の作り方2】発芽させた玄米を炊く
熟成玄米を作る2つ目のステップは「発芽玄米を炊く」です。 その方法について、小豆や塩の分量などの情報も含めて解説します。
【熟成玄米の作り方3】炊いた発芽玄米を熟成させる
熟成玄米を作る最終ステップは「炊いた発芽玄米を熟成させる」です。 熟成に必要な時間、食べられる期限、熟成することで得られる効果などを解説しています。

 

後で知ったことですが、私が普通の炊飯器で作った熟成玄米は、いくつか間違いがありました。

熟成玄米を普通の炊飯器で作る難しさ

熟成玄米を普通の炊飯器で作る時に難しいポイントは2つあります。

時間の管理」と「温度の管理」です。

時間の管理

玄米を発芽させるためには水に浸しておく必要があります。

常温の水なら24~48時間34度の水なら2~6時間

(季節、湿度、お米の状態によって大きく変わる)

 

水に浸しておくと写真のように、胚芽が少しずつ大きくなっていきます。

玄米が発芽する過程

普通の炊飯器には保温機能はあっても、水を34度に保つ機能はありません。

常温の水を使って発芽させることになります。

(水の温度が38度を超えてくると玄米は発芽しないので保温では無理

 

玄米の炊飯器は34度の水温を保てるので、短時間で発芽させることができます。

なんだ、そんなことかーと思ったら大間違い!

時間がかかるのはそこまで大きな問題じゃないんです。

大変なのは、発芽しすぎた玄米はダメになるってこと。

 

水に浸しておく時間が長いと発芽が進み、芽が出てきます。

そこまでいったらアウトで、美味しくない、臭い、栄養価が増えないということで、発芽玄米のメリットが台無しです。

発芽しすぎたダメになった玄米

(↑発芽させすぎてダメになった玄米さん達)

 

最初の写真の真ん中か、その少し前くらいがベストな発芽状態です。

昔の私が思っていた発芽状態は、ちょっとオーバーしてました(笑)

ベストな発芽状態になるまでの時間は、季節や玄米の状態、湿度によって変わります。

玄米の発芽状態をいちいちチェックできますか?

 

忙しいから放置してて、気づいた時には芽がモリモリ生えてて玄米が台無し

あれは悲しかったなぁ…そして臭かった…

玄米の炊飯器なら短時間で発芽を終わらせるので、ベストな発芽状態にすることができます。

温度の管理

玄米の発芽と炊飯は、頑張れば普通の炊飯器でもできます。

しかし玄米の熟成は普通の炊飯器では正しくできません。

その理由は熟成に必要な温度をキープできないからです。

 

玄米の熟成に最適な温度は74度前後

きちんと熟成させるためにはその温度をキープする必要があります。

発酵するために温度を管理する

普通の炊飯器は保温の温度が60度前後です。

本来の目的は白米を保温することで、74度だと白米には温度が高すぎます。

白米だと硬くなって美味しくなくなってしまうんです。

カピカピの白ご飯なんて誰も食べたくないですよね?

 

60度前後では温度が低いので、玄米を正しく熟成させることができないんです。

昔の私は普通の炊飯器で熟成させた気になっていたんですね…

 

ちなみに74度前後で保温できる専用の保温ジャーもあります。

値段がやや高く、サイズが凄く大きいです。

炊飯器とデカい保温ジャーの2台でも困らない広いキッチン向け。

1台でコンパクト、楽に作れる玄米の炊飯器の方がオススメ。

使っている炊飯器を活かせる方法

今使っている炊飯器に思い入れがある方も多いと思います。

炊飯器は長く使う家電だし、買う前に色々調べたりお店を回ったりすることも多い。

それをすぐにサヨナラするのは簡単じゃないかもしれません。

 

でも大丈夫!今ある炊飯器を活かすことができます。

今持っている炊飯器を活かすアイデア

今使っている炊飯器を保温用として使えばいいんです。

 

熟成ではなく、保温なら高い温度はいりません。

玄米の炊飯器で玄米を熟成させた後、普通の炊飯器に移して保温する。

食べる時は普通の炊飯器からお茶碗につぐという方法です。

 

熟成玄米は作るのに時間がかかります。

玄米の炊飯器が空っぽになってから作ると、食べられない期間ができてしまう。

しかし保温用の炊飯器を使うことで食べられない期間が無くなります。

つまり、いつでも熟成玄米を食べられるようになる。

これが俗に言うエンドレス玄米というものです。(今名前をつけました)

普通の炊飯器と玄米のまとめ

そもそも普通の炊飯器は玄米ではなく白米がメイン。

玄米の発芽、熟成までを普通の炊飯器でやるのは凄く面倒かつ難しいです。

玄米を美味しく炊く、さらに発芽や熟成をするには、プラスの機能が必要になります。

その機能とは時間や温度の調整機能高い圧力であり、その分だけコストがかかる。

玄米の炊飯器が普通の炊飯器に比べるとやや高いのはこういう理由があります。

 

とは言え玄米の炊飯器は玄米だけしか使えないわけではありません。

玄米だけでなく白米を炊いたり、圧力料理をしたりできるので、玄米の炊飯器は色々と役に立ちますよ。

なでしこ健康生活

 

ひかり
普通の炊飯器で玄米の発芽、熟成をするのは面倒で難しいです。熟成に関しては専用の保温ジャーも必要なので、玄米の炊飯器が一番楽ですよ。
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